今日は私の英国での体験談をお話させて頂きたいと思います。
と言っても子供の頃の印象に残っていた事などですが、、、
ちなみにこれもシリーズ化予定です笑。
目次
1.ナショナルトラスト(National Trust)って何?
2.ナショナルトラストの会員でした!
3. オリジナルグッズを集めよう!
1.ナショナルトラスト(National Trust)って何?
皆さまはナショナルトラスト (National Trust) をご存知でしょうか。
恐らく耳にされたことはあると思います。
簡単に言ってしまいますと、
英国の歴史的建造物や景観を守り、保護しましょうというボランティア団体
です。
あの有名なピーターラビットが舞台となった湖水地方もナショナルトラストの管轄にあります。
また、貴族が昔に住んでいたカントリーサイドの大邸宅や領地も多くがナショナルトラストに登録されています。
なぜ大邸宅が、、!?
と昔は良く子供ながらに思っていましたが、英国ドラマのダウントンアビー
(私のブログで登場回数多目笑)を見て、領地の運営の大変さが分かりました。
貴族のお仕事
・貴族の邸宅に住む使用人たちへの衣食住
・邸宅の維持費
・領地の小作人たちの統括
などなど、莫大なお金が必要だったのですね~。
時代と共に、その様な生活スタイルは廃れて行った訳ですね。
そこで、貴族たちは自分たちの邸宅・領土を手放す訳ですが、
築ウン百年の歴史的建造物なわけです。
それを潰して新築を建てるという発想はイギリス人にはありませんので、
ナショナルトラストで保護しているのですね。
2.ナショナルトラストの会員でした!
私の家族はイギリス在住時ナショナルトラストの会員でした。
会員には誰でもなれます!!
年会費を支払えばパスみたいなものを発行してくれ、
各地にあるナショナルトラスト管轄のお城や貴族の邸宅を見学できるのです。
うちの父は全くインテリアに興味がありません。
がお寺とか教会みたいな宗教的な建造物を見るのが大好きです。
母は英国インテリアが大好きなので、二人のニーズが合致したのでしょうね。
ナショナルトラストの会員になると、入場料が無料若しくはかなりお得なお値段で気軽に見学ができるのです。
私の周りではご近所さんも含めて結構皆さんこの団体に所属していました。
今では350ヶ所以上の歴史的建造物や自然保護区、庭園など様々なものがあり、
これらの取得や維持管理、啓発活動などを進めるための資金は、すべて会費や寄付によりまかなわれているのです。
当時の私たち家族も、ちょっと上野動物園に行ってくるわ的な感覚で、ちょっとナショナルトラスト見てくるわ的な感覚でした。
日本にもナショナルトラストはありますが、イギリス程皆が皆参加していない様に感じます。
そして知名度も低いですよね。
これは私の考えですが、日本では歴史的建造物や環境を守る為に寄付を行うことは
ある程度余裕が無いと出来ない行為なのかもしれません。
イギリスでは文化の違いや歴史的建造物の数量が多いからということもありますが、かなり一般的で身近なものでした。
3. オリジナルグッズを集めよう!
私の子供の頃の楽しみは、お城や邸宅を一通り見た後のショップ見学でした。
それぞれの観光地でオリジナルのグッズを販売しているのです。
母は、THIMBLEという指貫をコレクションしていました。
こうやってみるととても素敵ですよね♪
それぞれのお城や観光スポットの絵が書いてありますので、思い出に残りますよね♪
私は栞やメモ張、キーホルダーを沢山集めていました。
それぞれ紋章が入っていて収集癖のある血が騒ぎます。
イギリスへ行かれた際は、ナショナルトラスト登録の建造物やお庭の観光行ってみてはいかがでしょうか♪
ロンドン等の都市部では買えないグッズや見れない建造物が沢山ありますよ~。
記事を読んで頂きありがとうございました。