産休中に続々と本を読み続けております。
今回はこちら。
「育ちがいい人」だけが知っていること
諏内えみ著
この本を読もうと思ったきっかけは、ずばり興味本位です。
元々マナーの基礎は分っている(つもり)でしたが
書店で大々的に宣伝されていましたので、気になっていました。
ちなみに誰も聞いていない(笑)私のマナー遍歴ですが、、
・元々客室乗務員に興味があり大学3年より2年間養成スクールに通う
・新卒で外資系高級ホテルに勤務
・その後、大手メーカーの海外部で大使館関係担当する
・秘書検定2級保有
・紅茶検定中上級取得
と我ながら割と食事やお茶のマナーや接客に関しては分っているつもりです。
一通り読みましたが、とても読みやすい!
ま、この前がカミュのペストと
浅田次郎のシェラザード
ですからね笑。
そして、基本的なことから応用までとても分かりやすく記載してあると思います。
いわばマナーについてさらっと学びたい人にピッタリな本だと思います。
この本が役に立つと思われるシーンは…
・友人や知人との食事の場面で上品な方だなと思われる仕草を演出できる
・子供のお受験の際にマナーをさらっと学びたい時
・ビジネスの場面で基礎的なことで恥をかかない
等だと考えます。
もちろん、もしもっとちゃんと勉強したいのであれば、秘書検定の本が良いのかなと思います。幅広く紹介されているので、例えばビジネスシーンにおける席次について興味をもったら、その分野を深めれば良いですし、お食事のマナーについて知りたければ、それ専門の本があります。
この本の良いところは、そういう【場面】を知れることだと思いました。あっこういう時のマナーってあるんだ!ということは意外と知らないこともあるものです。
そしてマナーと言っても色々ありますね。
ホテルマンの時に学んだマナーは接客のマナーでした。
その後、大使館関係業務で学んだマナーはビジネスシーンでのマナー。
勿論どれもとても勉強になるもので、自分の人生を豊かにしてくれますよね。
私は娘が産まれたら、ちゃんとしつけをしたいな~と思いました。
意外とお箸やペンの持ち方一つで『育ち』はでるもの。
勿論この本で学ぶことはできますが、無意識にでてしまうものってあります。それはどう頑張っても中々矯正は難しいことですね。
ホテルマン時代にペンがしっかり持てない同期がいました。
彼女は親指を立てる癖があって、確かにフロントやふとした瞬間に字を書く際にあまり
美しくは見えません。
でもこれが小さいころからの習慣なので、正すことはとても難しいですよね。
ペンの持ち方、お箸の持ち方等、日常生活で出る癖は汚いよりももちろん正しく美しい方が良いに決まっています。それは小さいころから教えてあげて、矯正してあげないといけないなと
読んでいて強く感じました。
そして、そういうことに違和感を持ち、ちゃんとしつけできる親はそういう親に育てられているということです。
つまり、お金持ちとか貧乏というお話ではなく、そういうところまで気遣って注意してあげられる品性と余裕は大事だなと思いました。
長くなりましたが笑
マナー本のとっかかりとしてとても良く纏まっており、読みやすい本でしたので
気になる方は読んでみることをお勧めします♪
★★★
先日暇つぶしにLINE STAMPを作ったので、
バイオリン好きの方、カワウソ好きの方、是非CHECKしてみて下さい♪
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