さて、待ちに待った英国ネタ！今回はこれぞイギリス菓子！
なヴィクトリアサンドイッチケーキのご紹介。
皆様ヴィクトリアサンドイッチケーキはご存知ですか？
私の大好きな英国王室と英国貴族ドラマのダウントンアビーにも良く登場するケーキです。
これ、とってもシンプルなケーキなんですが、
＊紅茶に合う
＊簡単に作れる
＊とても美味しい！（大前提）
と三拍子揃っているんです。
しかも以外とこのケーキって知名度が低いので、
「ヴィクトリアサンドイッチケーキをちょっと作ってみたんだけど、、、」
とお友達に出すと、
「何その凄い名前のケーキ！」
「そんな珍しいもの作ってくれたの？」
「パティシエが作るケーキみたい！」
等、信じられない賛美の言葉を頂けます。
正直、シャッと作れるのですが、そう言って頂けると嬉しいですよね！
、、、でヴィクトリアサンドイッチケーキとは結局一体なんぞやという話なのですが。
1)特徴
2)由来
3)素敵なアフタヌーンティーをコーディネート
1)特徴
まずは、分かりやすく特徴を2点ご紹介したいと思います。
特徴その1生地が重い→フワフワではありません！
そう、写真の通り生地が重いんですよ、これ。
なので、紅茶にものすごい合います。フワフワのケーキってとても美味しいですが、
直ぐにスポンジが無くなってしまいますよね？！
その点、このケーキはどちらかというとパウンドケーキの様な質量。
イギリスの方は、木べらで生地をこねる人も多いんだとか～。
私は手もつかれるのでハンドミキサー派ですが。
あと、焼く際にサンドイッチティンという型に入れて焼くととてもきれいに仕上がります。
なぜなら、一つの型だと、真ん中から半分に切ってパカッとしないといけませんよね。
予め２つの型に入れておけばキレイに仕上がります。
日本に中々販売していないんですよね～。しかも販売していたとしても
うちのオーブンは小さいので、入りません笑。
特徴その2スポンジの間にジャムとクリームを入れただけのシンプルケーキ！
簡単にフローを紹介すると。
生地をこねて～
焼いて～
ジャム＆クリームを塗ってサンド！
このクリームですが、ホイップクリームでも良いですし、本場ではバタークリームを使用する所が多いです。バタークリームだとリッチな味わいになりますね。
ちなみに私はホイップクリーム好きなので、いつもフワフワクリームにしています！
ジャムは何でもいいのですが、ラズベリージャムが一般的ですね。
私はこの前バラジャムで作ってみました！
これ凄いおいしかった～すごいお勧めです。
2)由来
さて、ヴィクトリアサンドイッチケーキのお名前ですが。
もうお気づきの方もいらっしゃるかもしれません。
そう、ヴィクトリアと言ったらもうヴィクトリア女王（在位1837～1901年）ですよね。
女王は夫ととても仲が良かったのですが、先立たれてしまいます。
その際に深く悲しんだヴィクトリア女王はワイト島にある別邸に滞在し暫く引きこもり状態になります。
その様な日々の中、パーティーで女王のためにこのケーキが作られました。
このケーキをとても気に入り、それ以来イギリス菓子の定番となったそうです。
イギリス菓子ってこういうサイドストーリーが素敵なんですよね。
ドラマティックなお話やエピソードを知るとますますイギリス愛が深まります。
3) 素敵なアフタヌーンティーをコーディネート
これは完全に趣味の世界ですが笑。
ブルーとピンクでコーディネートしてみました。
ブルー♪
ティーセット：ロイヤルアルバート ムーンライトローズ
ヴィクトリアサンドイッチケーキ：いちごジャム＋クリーム
ピンク♪
ティーセット：ロイヤルアルバート レディーカーライル
ヴィクトリアサンドイッチケーキ：バラジャム＋クリーム
ホイップクリームですが、結構硬めに立てた方が良いです。
生地が重いので、緩いと潰れてしまいます（体験談）
ジャムとクリームを塗る時は、円の２cm以上内側だけに塗るのがおすすめ。
フルに塗ってしまうと上から重ねた時にサイドからうにょっと出てしまい、完成が美しくなります～。
ちなみにレシピは良くキューピーさんのレシピを愛用しています。
写真のケーキもこちらのレシピです。
http://www.ntv.co.jp/3min/recipe/20120407.html
紅茶好きの方は是非是非試してみて下さい♪